活用事例
中学校の社会の授業でのiPadとCloudプロジェクターの活用例をご紹介いたします。Cloudプロジェクターがあれば、 PCを運ぶ必要がないためおススメです。
授業は、中学校2年生の歴史、単元は「開国と不平等条約、尊王攘夷運動と開国の影響」。単元のねらいは、開国から明治維新へいたる流れの中において、大きな衝撃を与えたペリーの来航から考察し、それが幕府を含め、日本全体に与えた影響を様々な視点から理解することです。
電子黒板としてCloudプロジェクターを活用したねらいは、時代の特徴や雰囲気をイメージしやすいよう、当時の様子が書かれた浮世絵などの画像を使用し、生徒の興味をひきつけるためです。開国後に開始された貿易については、貿易相手国や貿易品のグラフを映し出し、生徒にアクティブラーニング形式の活動時間を設けました。そこで生徒の意見をタブレットで撮影し、画面ミラーリング機能を使って全体に映し出す。生徒の意見がすぐに全体に反映され、活動がさらに活発になりました。
1.パワーポイントのデータをDropboxに入れておき、タブレットから画面ミラーリングを使って映し出すことで、教室中を自由に動きながら、パワーポイントを展開できる。机間指導をしつつ、次の画面へと授業を進行できるので、教室という空間を広く、しっかりと活用できます。
2.机間指導をしながら、生徒が書いた意見を画面ミラーリングを使ってすぐに全体に見せることができます。書いたものがすぐに映し出されるので、言葉で説明するよりも、生徒の反応や盛り上がりが大きく、授業の臨場感や生徒たちの緊張感もあがりました。
3.生徒の突拍子も無い意見などが出ても、インターネットを通じて、その場ですぐに画像などを検索し、説明もできる利点もあります。
「iPadからのミラーリング、Andorid画面からのインターネットの活用を行いました。その場で動画を見せようと思い、YouTubeに接続したり、NHK for Schoolのアプリも活用しました!PCを持たずに授業に行けたので、荷物が減り、すごく楽でした!」
授業でのiPadの活用はAppleTVとプロジェクターやディスプレイの大型提示装置の組み合わせで活用することが多いが、Cloudプロジェクターを使うとAppleTVなしで簡単にミラーリングができます。Android搭載のCloudプロジェクターは、PCなしでネット接続するとことができYouTube、Web教材を見せたり、Dropboxのコンテンツをそのまま表示したりと先生のやりたいことが1台で実現できていました。