活用事例

86型電子黒板×ホワイトボード 最先端のICT教育が叶う普通教室

学校法人浪速学院 浪速中学校

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小・中学校

学校法人浪速学院 浪速中学校では、新中学校棟の新設にあたり、普通教室と特別教室合わせて86型電子黒板を18台と、55型電子黒板を3台導入いただきました。どの教室のどの教科においても、電子黒板を授業中に活用。動画や画像の資料をふんだんに使っての授業は視覚的にわかりやすく訴え、顔をあげて話を聞く生徒さんの様子が印象的でした。

55型電子黒板は、生徒サロンにも設置し、ICT機器に自由に触れて生活の中で活用する環境創りの一助となっています。授業見学をさせていただき、先生方に授業での活用や選定のポイントについてお話を伺いました。

中学1年生 理科・国語科における授業での活用

理科の授業序盤では、エタノールと水の蒸留について実験動画を提示して復習。さらに、デジタル教材も活用し、パソコン操作をすることなく説明されていました。クイックペンも活用して、生徒さんが一部書き込みをする場面も。先生と生徒さんの軽快な掛け合いと、先生の説明に集中する姿勢を見せる生徒さんのギャップが印象的でした。

国語科では、現代文の文法について、プリントを表示した先生のパソコン画面を電子黒板に無線投影してクイックペンで書き込み。ホワイトボードには授業中参照したい重要事項を、電子黒板にはプリントを投影し、書き込み・解説と、使い分けていらっしゃいました。

中学2年生 社会科・英語科における授業での活用

社会科(歴史)の授業では、冷戦のベルリンの壁について解説。先生のパソコンに準備されたパワーポイントを86型電子黒板に投影し、大画面で動画や資料を提示しての説明には、プレゼンリモコンを活用していらっしゃいました。

英語科(英会話)の授業では、生徒机には何も置かない状態で、授業に集中する環境づくりがされていました。先生のPCと接続した86インチの電子黒板に大きく教材が映し出され、生徒さんたちの目線もしっかりと電子黒板へ。先生はPCを注視することなく、生徒さんの反応や電子黒板上の画面をみて授業を進められていました。

中学3年生 体育科における授業での活用

体育科のダンスの授業は、教室や体育館ではなく生徒サロンスペースで行われていました。キャスター付きスタンドに電子黒板を載せれば、場所を移動して活用できます。86インチの大画面に映したダンス動画をお手本に、明るく伸び伸びと身体を動かす生徒さんの姿が印象的でした。

教科担当の先生へインタビュー

森田先生(社会科)、西村先生(英語科)

森田先生(社会科)、西村先生(英語科)

森田先生:社会科では資料や動画を使って視覚的に説明する場面が多く、毎回使っています。説明に使用した資料はそのままテスト前に生徒が勉強できるようにと、共有しています。授業で映像を見せるときに、画面が大きいのと、音響が良いので迫力があるなあと思います。

西村先生:私もほとんどの授業で使っています。生徒に配ったプリントと同じものを提示して一緒に穴埋めをしていくため、電子黒板がないと(イチからプリントを板書することになるため)正直しんどいですね。あとは、デジタル教科書で発音を再生することもあります。

森田先生:顧問をしている新聞部でもたくさん使っていて、作成した新聞を提示して本体のタイマーを使ってプレゼンの練習をしたり、共同編集をするための資料を大きく提示して話し合ったりしています。生徒たちは『次はこうしよう』と意見を出し合って楽しそうに活動しています。

西村先生:学校行事でも使っています。合唱コンクールの練習のときに、自分たちで歌っている姿を録画して電子黒板で見るときには頻繁に使いました。大きな画面で自分たちのことを客観視できるのが良いと思いました。

ICT担当の先生へのインタビュー

武田先生

武田先生

前回高等学校の校舎に86型の電子黒板を導入する前は、プロジェクターを使っていました。古くなって買い替えるときに、プロジェクターに弱点があると思い、ディスプレイ型電子黒板を探し始めたのがきっかけでした。

電子黒板にチューナーをつけてテレビを見ることもできるし、リスニングテストもCDなしで行えるようになり、電子黒板のみでできることが増えました。本校は生徒が3,000人在籍していて、一堂に会する場所がないため、朝礼や一斉参拝も教室で行っています。話者の表情や様子が86型の電子黒板に大きく映るので、話の入り方も違うように感じています。

もともとICT機器を導入することで、業務効率化をして働き方改善につながる点が賛成でした。教員も頑張りすぎず肩の力を抜いて授業を面白くするほうが、生徒のためにもなる。パワーポイントを作って電子黒板で提示してそこに書き込みをしたら板書をする必要はないし、その分の時間を生徒の様子をみたり、机間巡視できるようになる。ICT機器の導入で早く授業が終われるようになったため、50分授業から45分授業にカリキュラム変更があったときにもすぐに対応できました。

使用機器・ソフトウェア

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