活用事例
大阪府岸和田市立桜台中学校での4Kディスプレイmimio Smart Displayを活用した授業活用例をご紹介致します。桜台中学校は、令和3年度、大阪府教育庁の「スクール・エンパワーメント推進事業(確かな学び)TM校」の 推進校として研究と実践に取り組んでいます。この日行われた公開授業では、1年生から3年生までの、国・数・英・理・社・美術・家庭科の授業でmimio Smart Displayを活用頂きました。ほとんどの授業(科目)で活用されており、またどのような活用をしていたか、その一部をご紹介したいと思います。
2年生の社会の授業では、生徒が「江戸幕府が滅んだ原因は何か?どうすれば滅ばずに済んだか」という議題についてグループでディスカッションした内容を、ロイロノートで先生のChromebookに提出。先生はそれをワイヤレスでディスプレイにミラーリングし、クラス全員で各グループが提出した考えについて話し合いを行っていました。先生は、手元で各グループの回答画面を切り替えてディスプレイに映し出し、テンポが良くリズム感のある授業を行っていました。
ディスプレイに先生端末画面をワイヤレスでミラーリングし、生徒たちと同じ画面を大きな画面で提示。先生の説明の後、生徒たちはガソリン車とハイブリット車、どちらが安いのか、という課題に対して「表・グラフ・式のどれを利用して解決するか」について話し合いを行うのですが、先生の説明をより分かりやすく伝えることが出来るため、どのような目的をもって話し合いをするのか、どのように考えれば良いのか、生徒たちは明確な目的を持って課題に取り組むことができました。
3年1組、国語の授業では、ポイントは板書しつつ、ディスプレイでは画像を大きく表示という授業スタイル。従来の黒板への板書に加えて、明るくはっきり映るディスプレイへChromebookからワイヤレスで画像を投影する使用法は、より生徒にとってわかりやすく、かつ先生も取り入れやすい活用法です。
数学の授業では、先生がディスプレイに星形五角形の図形を投影しズームアップしながら使用されていました。後ろの席からは黒板の図形などは見えづらい部分もあるので、ズームの機能を使って効果的に説明を行っていました。図形をディスプレイに映し出す場面と、黒板に板書した図形で説明する部分と効率的に使い分けをされていました。
教卓の後ろへ配置が可能
mimio Smart Displayは軽量なので、ディスプレイスタンドも軽量化、かつ、コンパクトです。スタンド脚部の奥行きも省スペースなため、教卓の後ろや、教室の真ん中にディスプレイを設置することができます。また脚部の高さにも工夫し、給食台の下に脚を入れることが出来るため、スペースの有効活用も可能となります!
スタンドも変わったことにより、教室内でのモニター使用における今までの当たり前が変わり、今後授業での使い方の幅も増えていきそうです。