活用事例

100%が英語で行われる授業でICTを補助的に活用( 英語演習授業)

市原中央高等学校

mimioPenPlus
高校

市原中央高等学校の木嶋勇一先生に英語の授業における書画カメラMimioViewとMimioMobileの活用ポイントをご紹介頂きました。見学させて頂いた授業では、「女性は親密な関係を、男性は自立を求める傾向がある。ある夫が妻に相談せずに予定を決めたことに妻が怒った。女性は何でも相談して決めるのが親密さの証拠だと感じるが、男性はそれを自立に対する制約だと考える」という内容が扱われており、授業自体が100%英語で行われていました。先生と生徒のやり取りも英語で行われており、文法関連の説明時に日本語の説明で補われる、といったスタイルで行われていました。

書画カメラで教科書の本文を提示

今回の授業では、読解の攻略ポイントの復習から始まり、その際に書画カメラが活用されていました。まず書画カメラで教科書の本文を映し出し、主題文や結論文に電子黒板用の蛍光マーカーで下線が引かれ、その横にホワイトボードマカーでTopic sentence、Supporting sentence、Concluding sentenceという説明が書かれました。先生からは、「読解では文章全体を読まなくても、このように主題文、支持文と結論文さえ見つけられれば内容が理解できますよ。」といった説明があり、生徒達も各々の教科書に同じようにマーカーを引いてポイントを確認していました。

パワーポイントでテンポよく説明

リーディングの授業は、本文、文法や語彙がたくさん黒板に書かれ、生徒もノートにそれを写していく、というイメージがありますが、今回の授業では本文の内容は「段落ごと」と「内容のまとまりごと」に区切られたパワーポイントのスライドで次々とテンポ良く説明が進められているのが印象的でした。そこに書画カメラもあわせて活用頂いていたので、イチから本文を板書する場面はほとんど無く、何よりも内容の理解の部分に重点が置かれていた印象がありました。

最後に先生からは「授業自体は英語で行われますが、生徒も内容をほとんど理解しており、授業についてきていますが、さらに書画カメラで文章を映し出し、重要となる部分に線を引いてあげることで、より理解を深めています。パワーポイントを使うことで、内容理解を深める写真やビデオクリップを瞬時に提示することができるようにもなりました。また、書画カメラを使うことで、生徒が持参した写真や新聞記事を使ってのプレゼンテーションも可能となりました。」というお話がありました。

使用されたテキスト:
SKYWARD (桐原書店)

使用機器・ソフトウェア

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