活用事例
兵庫県たつの市立新宮小学校の石堂裕先生にMimioViewを活用した授業の実践例をご紹介頂きましたので、こちらにご紹介させて頂きます。
写真1
写真2
写真1は、3年生理科のチョウの学習で,育てているモンシロチョウの羽化の瞬間を、写真2のように大型モニターに映し、クラス全員(39人)が、その感動を味わえるように活用しているところである。
赤で囲んだ部分が示すように、アームが自由自在に動くため、さなぎに接近し、撮影することができる。写真1のように、ピントさえ合えば、上からも横からも撮影でき、違った角度からの羽化の瞬間を楽しむことができる利点がある。
羽化の瞬間は、大型モニターに映さないと数人しか見ることができないが、写真2のように、モニターを通すことによって、クラス全員が羽化の瞬間に立ち会え、感動を味わうことができる。プロジェクターより大型モニターに映す方が鮮明なため、子どもたちの反応はよい。
写真3
写真4
写真3は、3年生理科の電気の学習での活用場面である。ソケットを使わないで,回路をつくる場合、1本の導線をどの部分につけるか指示する時、MimioStudio Notebookを利用すると視覚的に伝えることができ、子どもたちは理解しやすい。操作は簡単で、写真4にあるように、青で囲んだ部分で静止画像とし、赤で囲んだ部分のようにペンを用いて指示するのである。赤印があることによって、みんな理解できるのが利点である。
写真5
また写真5のように,もう1本の導線を豆電球のどの部分につければよいか,番号で示すことで,子どもたちは,見通しを持って学習活動をすることができ,理解も深まりやすい。
MimioStudio Notebookはタイムラグが少ないため、その場で手軽に利用でき、実物投影機と電子黒板のよさを兼ね備えているように思う。
石堂先生は日々さまざまなICT機器を活用した授業を実践されている先生です。「ここだ!」というポイントでICT機器を取り入れて効果的にご活用され、とてもメリハリのある授業だということが伝わってくるご活用事例でした。羽化の瞬間を大画面でみんなで観察した経験と感動が、きっと子供たちにとって忘れられない記憶として残っていくのだろうなと感じました。とても効果的な活用方法のご紹介を頂きましてありがとうございました。